こんにちは、ぎんぴ&ちっぱです!
本日は堀口珈琲(HORIGUCHI COFFEE)のブレンドお試しセットを頂いてみようと思います!1番から9番まである堀口珈琲さんの中の3種類(#1,#3,#7)が試せるセット内容になっています。
堀口珈琲さんのパッケージデザインがとても好きです。もちろんコーヒーも素晴らしく、ぜひ試して頂きたいコーヒー屋さんです!
堀口珈琲さんのサイト内記事も充実していて、コーヒーに対する真摯な対応がとても好感的です!
堀口珈琲について
1990年に東京都世田谷区で創業したスペシャリティコーヒー専門店です。
今もはじまりのお店である堀口珈琲 世田谷店があり1999年に2号店として誕生した狛江店、代々木上原駅近くの上原店、千代田区大手町にあるOtemachi One店、そして中華人民共和国の上海市にある上海店があります。
お店には一度も行ったことがないので、お店でコーヒーを飲んでみたいです。フードメニューもおいしそう!
お客さんの元へ最高品質のコーヒーを届けるため、徹底した品質管理と味の追及を行っているコーヒー屋さんです。
お店のホームページにはコーヒーの選び方・楽しみ方の記事もたくさんありコーヒーについて知ることができます。またコーヒー豆を購入する際に迷ってしまうくらいシングルオリジンもブレンドも充実しています。
何を購入しようかと迷ったら、まずは2種類のお試しセットを購入してみると良いと思います。
一つは「ブレンドお試しセット」、もう一つが「シングルオリジンお試しセット」です。
ブレンドお試しセットについて
届いたブレンドお試しセットはこちらになります。ブレンドには番号が付いていて、お試しセットは#1と#3と#7になります(堀口珈琲のブレンドは#1~#9まであります)
シンプルなデザインですが、この色味がアクセントになっていて素敵ですね。
パッケージの裏はこのような感じになっています。
保存のヒントが書かれていますね。
保存のヒント
焙煎したコーヒーの風味は次第に変化していきます。
湿気や酸素のほかに高温も変化を促す要因。温度を下げると変化が緩やかになります。
豆のままの場合
お手元に届いてから2週間程度は冷暗所で保存してお楽しみください。
以降は冷凍庫(フリーザー)での保存がおすすめです。冷凍庫から出してすぐに挽いても問題ありません。
粉の場合
お手元に届いた直後から冷凍庫での保存を強くおすすめします。
お召し上がりになる際は使用分だけ取り出し、残りはすぐに冷凍庫へ戻しましょう。
どうして粉の場合は、すぐに冷凍庫がいいんだろう?
粉にすると表面積が増えて酸素にたくさん当たってしまい品質が悪くなりやすいからだよ。冷凍庫に入れることで品質が悪くなるスピードをゆっくりにさせるんだ。
同封されていたものはこちらになります。
一番左にある「CLASSIC SERIES」はブレンド#1~#9の紹介がメインとなっています。味わいを表すチャートグラフも書かれていたり今後堀口珈琲を利用する方は1冊手元に持っておきたいですね。
写真真ん中にある「HORIGUCHI COFFEE」と書かれた冊子には、レシピが書かれています。ハイローストからイタリアンローストまでの豆の量、湯量のレシピが書かれていて参考にしながら淹れることができます。
右の冊子「Casual Line」は、堀口珈琲で扱う商品のラインナップが書かれています。
コーヒー豆の詳細内容
ブレンドお試しセットの内容になります。
■#1 BRIGHT & SILKY
項目 | 内容 |
---|---|
商品紹介 | 爽やかな酸味と甘みの調和、華やかでふくよかな浅煎り 酸味のないコーヒーをください。 確かに酸っぱいコーヒーは飲みにくいですよね。でも、心地よい酸味のコーヒーがあったらどうでしょう。爽やか、さっぱり、スッキリ・・・。 どれも素敵な表現です。 おいしい酸味コーヒーは、きれいで、かろやか。 そこにちょっとだけ複雑さが加われば特別な浅煎りになります。 新しい浅煎りの表現をぜひお試しください。 |
ブレンドノート | #1のブレンドは、とにかく“おいしい酸味”を追求しました。 エチオピア「ゴロ・ベデッサ」の様々な果物を連想させる瑞々しい酸を軸に、シルキーな質感と品の良い風味をもつコスタリカ「【モンテス・デ・オロ】ジャサル ビジャサルチ 」と程よいコクと華やかさをもつグァテマラ 「ラ・トラベシア農園」を組み合わせて配合を構成しています。 浅い焙煎ながらも感じられる複雑な口当たりは、ひとつひとつの素材がもつ質感の特性を理解し十分に活かせるように焙煎を施したことでようやく引き出すことができています。 その複雑な口当たりを存分に生かしつつ、華やかな酸や果実のような甘い酸など、様々な酸のニュアンスを持った素材をうまく配合したことで表現した“おいしい酸味”が感じられるブレンドです。わかりやすく華やかで、かろやかなのに複雑な口当たりがお楽しみいただけます。 |
原産国 | エチオピア、コスタリカ、他 ※ブレンドの配合は時期によって記載のものから変更されている場合もあります |
焙煎度 | ハイロースト |
酸っぱいコーヒーが苦手な方も多いかと思いますが、ただただ酸っぱいだけではない、奥行きも複雑さも感じる”おいしい酸味”を是非試してみて頂きたいです。
■#3 MILD & HARMONIOUS
項目 | 内容 |
---|---|
商品紹介 | やさしい酸味にやわらかな苦味、調和し広がるバランスのブレンド カップ&ソーサーに用意したはずのコーヒー。 いつの間にかなくなっている。 自然に、すっと飲み干している。 あ、おいしかったな、このコーヒー。 そんな風に、余韻と共に振り返ってもらえる透明感のあるコーヒー。 そして、もう一度じっくり飲んでみると、そこには立体的な風味の広がりが待っているコーヒー。 1つの理想形を目指しました。 誰からも愛される、そんな一杯をお届けします。 |
ブレンドノート | 「酸・コク・甘み」この3つの味の要素から成された“立体感”。 #3は“立体感”を表現するためにとにかくバランスの良さとまとまりのある味わいを目指して創作しています。 グァテマラ 「サンタカタリーナ農園 グランレゼルバ」の柑橘の果物を思わせる酸と甘さ、奥行きのあるコクをベースに、ホンジュラス「エル・シエロ・デ・セルグアパ」とペルー「フェスパ農園 ブルボン」のもつ少しずつ異なる柑橘の風味と質感を補い、まとまりと奥行きのある味わいを両立しています。 このブレンドに使用している素材たちはそれぞれバランスに優れていますが、そのバランスの良い中でも微妙にニュアンスが違うものを重ね合わせることで、ひと味ちがうマイルドさと“立体感”が感じられます。 |
原産国 | グアテマラ、コスタリカ、他 ※ブレンドの配合は時期によって記載のものから変更されている場合もあります |
焙煎度 | シティロースト |
■#7 BITTERSWEET&FULL-BODIED
項目 | 内容 |
---|---|
商品紹介 | しっかり苦く、ほのかに甘く、コクがある、堀口珈琲の王道 「おいしい深煎りの条件」 深煎りは“苦味”を積極的に楽しむ飲み物です。 だから、飲みにくい苦味ではいけません。 焦げていてもいけません。 “心地よい苦味”これが絶対条件です。 そこに甘みが続きます。 なめらかな口あたりが続きます。 苦く、甘く、コクのあるコーヒー。 堀口珈琲が作り続けていく王道のブレンドです。 |
ブレンドノート | ビタースィート&フルボディド、すなわち“苦み、甘み、コク”のある、この3つの味わいを限りなく再現したブレンドが#7です。 クリーンで甘みのしっかりとした素材を3種類使用しています。 グァテマラ「サンタカタリーナ農園」の華やかさと、ホンジュラス「オロ・デ・チャギテ」の奥行きのある甘いコク。そこに、ペルー「フェスパ農園 カトゥーラ」の厚みのあるボディを組み合わせ、どこか品の良さも感じさせる口当たりの濃厚な深煎りブレンドが完成しています。 堀口珈琲が守っていくべき味わいです。心地よい“苦み、甘み、コク”のいずれの味わいも欠けないように細心の注意を払って素材や配合比を決めています。 |
原産国 | グアテマラ、ホンジュラス、他 ※ブレンドの配合は時期によって記載のものから変更されている場合もあります |
焙煎度 | フレンチロースト |
挽き目ですが、豆のままか中挽きかを選べます。
注文を受けてから、焙煎しているのでとっても新鮮!
自宅でおいしく楽しむレシピ
レシピが付いてくるのはとても嬉しいですよね!
フレンチローストは、15gで100cc!?
イタリアンローストは、15gで80cc!?
いつも自分たちで淹れている分量に比べてすごく濃そう・・・。
■STEP1:イメージする
まずはどんなふうに楽しみたいかをイメージします。
たとえば「さっぱりとしたコーヒーをスイスイたくさん飲みたい」、
反対に「濃厚なコーヒーをじっくりと少しずつ飲みたい」など。
■STEP2:選ぶ
次にイメージに合った豆を選びます。
「さっぱり」ならロースト(焙煎)が浅めの豆、「濃厚」なら深めの豆がおすすめです。
■STEP3:抽出する
最後に抽出です。
※表を参照
淹れる前にどんなコーヒーを淹れようとするのかをイメージするのは、とても重要だね!そして飲んでみてイメージと合うかどうか、どのあたりに違いが出ているのかを分析して次のために調整して…を繰り返すことが大切だよ!
お湯の温度や挽いた時の粒度についても書かれています。参考になりますね!
お湯
沸騰したお湯をやかんからドリップポットに移して抽出に使いましょう
容器を移すと温度が少し下がります。本来なら温度計で計りながら、豆に合わせて温度を調整していくのですがレシピでは容器を移し替えることで90度前後になることを狙っているのかと思います。
あとは、細口ポットは重要ですね。湯量をコントロールしながらコーヒーを淹れたいので細口ポットの使用がオススメです。
粒度
粉の粒の大きさ(粒径)はザラメより細かくグラニュー糖より粗い1mmぐらいがおすすめです。
粒度はお湯がサーバに入る速度に関係していて、サーバに入る速度とはつまりお湯と粉が触れる時間、抽出効率に関係します。
あまり粒度が細かすぎるとなかなかお湯が落ちていかずに過抽出となり、過度な苦みや雑味、えぐみに繋がります。次の項目にある「時間」に書かれている目安となる時間で抽出できるくらいの粒度を何度か試しながら覚えていくと良いと思います。
時間
抽出時間は豆の量に応じて変わります。
豆が15gの場合は1分半~2分が目安です(豆が増えるにつれ長くなります)。
よりしっかりした味わいにしたいときは伸ばし、軽やかにしたいときは縮めてください。
他のコーヒー屋さんのレシピや本を読むと大体3分以内が目安と言っているところが多い印象です。1分半~2分は短めと思いますが、書かれている通り豆量によるものかもしれません。
書かれている時間を目安に、あまりにも時間がかかるようなら調整を考えましょう。粉の粒度を粗くしてみたり、注ぐお湯の量を増やして見るなどが有効です。
♯1 BRIGHT&SILKY ハイロースト
開封して、コーヒー豆をお皿の上にあけます。豆の状態もとても綺麗です。
#1はハイローストと中浅煎りですが、とても良い膨らみをしますね!じわーっと膨らんでいく様子をみるのもコーヒーの楽しさですよね!美味しそうです。
とても華やかな良い香りがしますね。ブレンドで使われているエチオピアでしょうか。
抽出完了しました。”おいしい酸”を感じることができます。ただただ酸っぱく軽いだけではない、しっかりとしたコーヒーの輪郭も味わうことができます。
浅煎りの酸味が苦手な方にもおすすめできるコーヒーです!
♯3 MILD&HARMONIOUS シティロースト
カラン、カラン、カランと聴き心地が良い音がお皿の上で弾けます。
堀口珈琲さんは、豆の状態がとても綺麗ですよね。丁寧なハンドピックが伺えます。見ていても気持ちがいいですね!
湯通し(リンス)をして、粉をセットして第1投目。ぷくぷくと粉の膨らみ楽しむことができます。
抽出が完了しました。色味も#1と比べると濃い色をしているのが分かりますね。
こちらも酸味を感じますが、#1と比べると苦みが増しています。とてもバランスが取れている飲みやすいコーヒーですね。酸に偏っているわけでもなく、特別うんと苦いわけではない、バランスの取れたコーヒーで美味しいですね!
堀口珈琲さんのサイト内にある#3の紹介ページに「#3が作る休日の朝」がありますが、サンドイッチと#3のコーヒーを合わせていて、とっても美味しそうですね。
コーヒー単体でもいいですが、甘いものと合わせたり、普通の食事と合わせても印象はがらりと変わってよりおいしく感じたりもするので今度サンドイッチを作って一緒に#3のコーヒーを飲んでみたいと思います!
♯7 BITTERSWEET&FULL-BODIED フレンチロースト
黒々としたコーヒー豆で、さすがフレンチローストですね!
とても綺麗なコーヒー豆ですね!焙煎ムラもなくふっくらしていて美味しそう!
フレンチローストということもあり、もちろん新鮮さもありぷくぷくと膨らみます。粉が呼吸をしているようですよね。
淹れ終わりました。とても良い香りです。焙煎度が深いので真上から撮っても底は映らないですね。
舌全体に苦味が広がります。これぞ深煎り。ですがただただ苦いだけではないです。酸味も適度に感じて、温度が下がってくると酸味が増してきます。
舌の上にいつまでも居座り続ける苦々しさはなく、ゆっくりとすっきりと消えていく苦味に心地よさを感じます。
レシピ通りに淹れると15gで100㏄なので結構濃厚で初めて飲んだ方は、もう少し薄くてもいいなぁと最初は思うかもしれませんが、もう一口、もう二口と時間経過と共にもう少し味わい続けると、これはこれで有りかも…と思い始めてくるかもしれません。
単純に濃いだけではない。ずっしりと感じるボディ感の中にもただただ重さだけではない、そこには軽さも感じられるゆとりがあります。
これで#7・・・・とすると#9は一体。。。飲んでみたいですね!
どこで買えるの?
堀口珈琲のオンラインショップから購入することができます!ブレンドのお試しセットとシングルオリジンのお試しセットがあるのでどちらか気になる方でも、もちろん両方でもよいのでお試ししてみることをオススメします!