【産地を旅するコーヒー定期便】2026年9月をレビュー!『まだまだある精製方法のはなし』

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こんにちは!ぎんぴ&ちっぱです!

毎月届く坂ノ途中の「産地を旅するコーヒー定期便」。 箱を開けるたびに、まだ知らない土地の空気や、そこで暮らす人々の姿がふわっと立ち上がってくる—— そんな“読みもの付きのコーヒー体験”が、この定期便のいちばんの魅力です。

2026年9月のテーマは、 「農家さんと共に歩むソーシャルエンタープライズのコーヒー」です。

フィリピンの山岳地帯で農家さんと肩を並べて品質向上に取り組む Kalsada。 ミャンマーの丘陵地で環境に配慮した農法を広げ、困難な状況の中でも農家さんと未来を描く Genius

も、ただコーヒーを買い付ける企業ではなく、 地域の暮らしや文化、農家さんの挑戦に寄り添いながら歩む“パートナー”のような存在です。

コーヒーを淹れる前に、まずストーリーを読む。
すると、カップの中の一杯が、遠い国の風景や人々の営みとそっとつながっていく。
そんな“旅するようなコーヒー時間”を楽しめるのが、坂ノ途中の定期便です。

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目次

届いたコーヒーを見てみよう!

ストーリーとともにコーヒーを厳選して毎月お届けする『【定期宅配】産地を旅するコーヒー2種セット』。2026年9月は「農家さんと共に歩むソーシャルエンタープライズのコーヒー」をテーマにお届けします。

産地を旅するコーヒーより

ちっぱ

今回届いた豆は、フィリピンとミャンマーです。

私たちは月始めに届くようにして頂いているので焙煎日は大体先月末が多いです。

ミャンマー Geniusのコーヒー

今回の産地、シャン州ユアンガン地方は「アジア版のローリングヒルズ」とも呼ばれる丘陵地。
国内有数のコーヒー産地です。農家さんの多くは小規模で、アグロフォレストリーの農法を用いて、シェードツリーの下でコーヒーとともにアボカドやバナナ、お茶、柑橘類、マカダミア、ジャックフルーツなど、さまざまな作物を育てています。

農家さんのパートナー、ジーニアスコーヒーは、技術指導や環境に配慮した栽培・精製方法の普及、ビニールハウスでの乾燥や独自の発酵方法による品質向上、精製時に出る廃水を農園の畑用水として再利用する取り組みなど、多岐にわたる活動を続けています。

代表のゲトゥンさんは、適正価格での買い取りやトレーニングを通じて、農家さんとの信頼関係を大切にしてきた人。2021年のクーデター以降、困難な状況が続くなかでも、「ミャンマーをコーヒーベルトに」という夢を胸に、農家さんとともに歩みを続けています。

出典
フィリピン Kalsadaのコーヒー |ミャンマー Geniusのコーヒー | 坂ノ途中 | 100年先もつづく、農業を。

コーヒー豆の情報

焙煎度中煎り
精製方法ウォッシュ
苦味●●〇〇〇
酸味●●〇〇〇
フレーバーポンカン、ローステッドアーモンド、カラメル
栽培栽培期間中、農薬化学肥料不使用

レシピ

・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 90℃ほど
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分00秒〜40ml注ぐ。粉全体が湿るくらい
1投目 0分30秒~計150mlまで注ぐ
2投目 1分00秒〜計225mlまで注ぐ
3投目 1分30秒〜計300mlまで注ぐ
完成 2分30秒くらい
Point
高めの温度のお湯で、蒸らし後は大体等量くらいのお湯を注いで酸味、甘み、コクのバランスの取れた一杯を目指しましょう。

出典
フィリピン Kalsadaのコーヒー |ミャンマー Geniusのコーヒー | 坂ノ途中 | 100年先もつづく、農業を。

コーヒーをお皿の上に開けて豆を見てみましょう。

見てください!豆の状態とても綺麗ですよね。ハンドピックという作業をして手作業で状態の悪い豆を取り除きます。お店によっては生豆を仕入れたあと、焙煎の後と何回かにわたってハンドピックを行って高品質の豆を目指します。

コーヒー豆の状態はお店によって差が出るので、この豆の状態を見ることでお店の印象が決まってきますね。

コーヒーの粉をペーパーに乗せます。

お湯を注ぎます。焙煎度は中煎りです。深煎りではないからか膨らみはそこまでありません。

抽出完了しました。

お湯の温度もレシピ通り90℃と高めで抽出しました。

一口飲むとまず感じるのが柔らかい甘さです。そのあとスパイスのようなニュアンスが続きます。派手さはないけれど、深煎りのじんわり染み込むような心地よさがありますね。後味もとてもクリーンで美味しいです!

フィリピン Kalsadaのコーヒー

今回の産地はミンダナオ島の中部、ブキドノン州。ブキドノンとは現地の言葉で「山の人びと」、その名の通り山岳地帯で、コーヒー栽培に適した環境です。

農家さんのパートナー、カルサダコーヒーは、2014年に設立。公平性・人権・環境に配慮した高品質のコーヒーを世界に届けることを目指し、設備や継続的なトレーニングの提供を通じて、品質向上と透明性の確立に取り組んでいます。

出典
フィリピン Kalsadaのコーヒー |ミャンマー Geniusのコーヒー | 坂ノ途中 | 100年先もつづく、農業を。

コーヒー豆の情報

焙煎度中深煎り
精製方法ナチュラル
苦味●●〇〇〇
酸味●●〇〇〇
フレーバーチェリー、パイナップル、カカオニブ
栽培栽培期間中 農薬・化学肥料を必要に応じて使用

レシピ

・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 86℃ほど
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分00秒〜40ml注ぐ。粉全体が湿るくらい
1投目 0分30秒~計170mlまで注ぐ
2投目 1分00秒~計250mlまで注ぐ
3投目 1分30秒~計300mlまで注ぐ
完成 2分30秒くらい
Point
過度な苦味や雑味を抑えるため、低めの温度のお湯を使用します。むらし後、前半の湯量を多めにして雑味の抽出を抑え、フルーティな酸味と甘味を引き出しましょう。

出典
フィリピン Kalsadaのコーヒー |ミャンマー Geniusのコーヒー | 坂ノ途中 | 100年先もつづく、農業を。

お皿に出して豆の状態を見てみたいと思います。

結構小粒の豆と面長の豆が混在している印象です。

挽き終わりました。これから淹れていきたいと思います。

こちらは中深煎りなので膨らみがありますね!

抽出完了しました。

ひと口飲んだ瞬間に「南国の果実」を思わせる明るさがふわっと広がります。“甘み → 果実感 → ほろ苦さ”の流れがとても心地よくて、
飲み終わったあとにもう一口欲しくなるタイプのコーヒーでした。

まとめ

坂ノ途中の「産地を旅するコーヒー定期便」は、ただ美味しいコーヒーが届くサービスではありません。
その一杯が育った土地の風景や、農家さんの工夫、コーヒーづくりに向き合う人たちの想いまでそっと届けてくれる、“物語のあるコーヒー”です。

今月のフィリピンとミャンマーのセットも、まったく違う個性を持ちながら、どちらも丁寧に育てられた味わいでした。

2000年以上もの間使われ続けている伝統的な日焼け止め『タナカ』の話も楽しく読ませて頂きました!日本では割と多い「田中(タナカ)」が、ミャンマーでは日焼け止めを指すんですね。こういうちょっとした話を読みながら、このコーヒー豆が育った国を想像してみながら頂くコーヒーは、少しいつもとは違った印象になりますね!

毎月違う産地に出会えるワクワク感、読みものから広がる“旅するようなコーヒー時間”、環境にやさしい農業を応援できる安心感。
どれも、この定期便ならではの魅力です!

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